だだちゃ豆の栽培
 採種

 種子選別
  冬期間に種子選別を行う。

       だだちゃ豆の種


 床土に使うカブトムシの食べ殻

   なめこ栽培農家に栽培後の廃おが屑を
  もらって畑に積んでおくと、カブトムシが卵を
  産み付ける。その幼虫がおが屑を食べて大きな
  糞をする。それを利用する。
   畑に2〜3年、堆積する。  早朝、湯気が立ち上っている。 カブトムシの幼虫
  すっかり完成した床土資材。
出来上がった資材を秋にハウスに収納

  畑の管理
サブソイラー(弾丸暗渠)    3−28

畑に水が溜まると加湿で生育不良になる。そのため表面水の
除去のため表面から40cmぐらいの深さに暗渠を掘る。

    堆肥の散布

残渣を2年間堆積し畑に還元する。
     基肥の散布
土壌改良剤として粒状苦土石灰(M10 )を10アール当たり60kg散布
トンネル栽培には元肥としてCDU複合燐加安S682を使用する。
基肥として「鶴岡えだまめ専用 有機808」を10アール当たり20〜60kg
散布



 播種用具
種子消毒(クルーザーMAX/X) 播種板に種子を入れる
 播種
床土   カブトムシの糞(なめこ栽培の廃オガにカブトムシが産卵し成虫になるまでいた)と山砂を混合したものを使っている。
苗床   200穴、288穴のプラスチック播種トレーを使用。これに1穴1粒を播種する。
土詰め  播種トレーに床土を入れる。土つめ機を使用。
播種   自作の専用播種機を使用。1穴に1粒ずつ入って播種出来る。
    
床土混合 山砂・カブトムシの糞・薫炭  育苗箱へ床土詰め 播種板を使って播種
潅水 育苗機へ 48H
 育苗期
     土中緑化育苗法 (現代農業2006年4月号 98ページでも紹介)
育苗機に48時間入れると根が
底につく。そのとき育苗機から
出す。
出した後冷水をたっぷり掛け
日光
に一日さらす。その後伏土。
ハウスに移して育苗
夜温が低いときはシルバーシートで保温する。
植え付け直前の苗。
マルチ・トンネルの定植 露地・定植機での定植 定植された苗
 生育期
6月5日早生甘露15cm 6月5日甘露10cm 一回目の土寄せ
だだちゃ豆の花 開花期の状態
 収穫
抜き取り機で収穫 抜き取った豆を運搬機で運ぶ 脱莢機で枝から豆を外す
莢を水道水で洗浄 脱水機で水気を除く 選別機にかけコンベアに流して手選別
予冷庫で豆を冷やす 1kg束を5杷にして 製品

 食卓へお届けいたします


                    

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